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タバコの害は「減らせば減る」ものじゃないです…

こうすけ歯科医院

タバコの害は「減らせば減る」ものじゃないですよ

 こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

からだに悪いからといってなかなかやめられないのがタバコです。「吸う本数を減らす」とか「アイコスのような有害物質の少ない(と言われる)加熱式タバコに代える」などして、健康への影響を減らそうと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

 実際、タバコの数を減らすことはどのくらいの影響を及ぼすのでしょうか。「一日当たりの紙巻きタバコの喫煙本数」と、「虚血性心疾患のリスク」の関係を示した興味深い研究があります。虚血性心疾患とは、心筋梗塞や狭心症など、心筋に血液がいかなくなることで起こる疾患の総称です。「タバコを吸わない人のリスクを1とすると、「一日20本吸う人」が虚血性疾患になるリスクは約1.8倍で吸う本数が10分の1(2本)になっても、リスクは、約1・4倍と高い数値のままだということです。有害物質に対するからだの反応は、「有害物質が少なくなればそれに比例して減る」という単純なものではなさそうです。

 加熱式タバコにおいても「従来の紙巻きたばこより有害物質が90%少ない」と謳っているようですが、「本製品の健康に及ぼす悪影響が他の製品と比べて小さいことを意味するものではありません」という注意下記を記載しているようですね。そう考えると本当に健康に害をを及ぼすリスクが減るのかどうか疑問も残ります。

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