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フッ素濃度によるむし歯予防の効果の違い

こうすけ歯科医院

フッ素濃度によるむし歯予防の効果の違い

 こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

 2017年に、歯みがき剤に含まれるフッ素(フッ化物)濃度の上限が1000㏙から1500㏙に引き上げられました。現在では、1450㏙の高濃度フッ素を配合した歯みがき剤は、店頭や薬局でもおなじみなものになりました。濃度が上がることで実際どのくらいむし歯の予防効果は変わったのでしょうか。

 アメリカで行われた過去の研究によると、8~11歳の子どもを2つのグループに分け、1000㏙と1500㏙の歯みがき剤を3年間使い続けてもらい、むし歯になった歯面数を比較した研究で1500㏙を使っていた人の方が、むし歯になった歯面数が21.8%少なかったという結果が出ています。

 世界保健機関(WHO)もフッ素濃度1000㏙以上の歯みがき剤では、濃度が500㏙増すごとにむし歯予防効果が6%上がると述べています。

  注意点としては、6歳未満のお子さまには、1000㏙以上の使用は避けるようにすすめられています。対策としては、みがく回数を増やしてフッ素が歯に供給される機会を増やしたり、歯みがき後のすすぎをできるだけ減らしてフッ素がより長くお口に残るようにしましょう。歯みがきにフッ素洗口液を利用するのもいいと思います。

フッ素を利用してむし歯を減らしましょう。

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