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歯周病と肝臓の病気

こうすけ歯科医院

歯周病と肝臓の病気

 こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

最近読んだ文献からの引用です。皆さんは、「脂肪肝」という肝臓病をご存知だと思います?成人の1/4、約2300万人がかかっているといわれています。

 脂肪肝は、ここ20年で爆発的に増加しているとのこと。それもお酒を飲む飲まないに関わらず増えているそうです。脂肪肝自体は、肝機能の低下が起こるといえ、そこまで深刻ではないのですが、ヒトによっては、数十年かけて脂肪肝炎や肝硬変、肝臓がんへと進行していくことがわかってきています。そしてその進行に「飲酒を原因としない脂肪肝」から進行する肝臓の病気にお口の中の歯周病菌が関与している可能性があることがわかってきました。

 脂肪肝かどうかの判断にはALTが重要で、肝機能が回復すれば、ALTの数値も低下していきます。飲酒によらない脂肪肝から肝臓がんへの推移を割合で示すと、脂肪肝のヒトの約2割が脂肪肝炎になり、その2割が肝硬変、さらに1~2割が肝臓がんになるとのことです。これらの変化は普通は20~30年かけて進んでいくそうです。

 ここからが本題ですが、歯周病は、心血管疾患や呼吸器系疾患、糖尿病、早産・低体重児出産など様々な全身の疾患に関係しているといわれています。そのなかで肝臓の病気との関係はあまり研究されてこなかったわけですが、某大学病院に脂肪肝炎(非アルコール性の脂肪肝炎)の患者さんが歯周病(重度歯周病)の治療をしたところ、ALTの値が低下し、肝機能が改善したということがありました。これをきっかけに歯周病と非アルコール性脂肪肝炎の因果関係の研究が始まったということです。

 歯周病の代表的な菌Pg菌ですが、これを保有していると、非アルコール性脂肪肝炎の発症リスクはなんと約4倍に増加するそうです。詳しい作用機序は、ここでは割愛しますが、現在のところ歯周病菌は直接肝疾患を起こす犯人ではなくても、関与しているのは間違いないとのことでした。

 

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