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歯周病菌と大腸がんの関係

こうすけ歯科医院

歯周病菌と大腸がんの関係

 こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

 大腸がんは、日本の2015年のがん統計予測では、罹患数は第一位(13万5800人)とのことです。人口動態統計がん死亡データーによると、2019年のがん死亡数は、男性では3位、女性では1位です。

 大腸がんのリスクファクターとして、赤身肉や加工肉、肥満、飲酒、遺伝的要因が知られていますが、近年、これらに加えて、歯周病菌の一種が大腸がんの発症・増殖・悪性化にかかわっている可能性があるとのことで注目されています。

 大腸がんとの関連が示唆されているのは、数ある歯周病菌の中でもフソバクテリウム・ヌクレアタムという菌です。普段からお口の中だけでなく腸内にも存在します。

 この菌が大腸がんとどのようにかかわりがあるかはまだ明らかではないようですが、大腸がんの組織を切除してして調べてみると、この菌がたくさん見つかることが多数の研究で報告されているようです。

 歯周病の方のお口には、フソバクテリウム・ヌクレアタムがたくさんいます。それが唾液とともに飲みこまれたり、出血した歯ぐきの粘膜から血流を介して大腸に行く可能性は十分にあるといえるいえます。

 上述した理由で「歯周病にならないように予防すること」「歯周病になったら速やかに治療してもらうこと」は重要なことだと思われます。

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