佐賀市兵庫町の安心の歯医者「こうすけ歯科医院」のお知らせ・ブログのページです。

　こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

　現在、小児において口唇閉鎖不全（お口ぽかん）がみられる割合は30.7％(3～12歳）といわれています。なんと約３割のお子さんがお口ポカーンの状態です。このお口が開いているお子さんは将来不正咬合の予備軍となる可能性が高いです。たとえば、お口がいつもあいていてて、上の前歯が見える状態だと「ごっくん」するたびに舌で前歯を押してしまい、上下の口唇でその前方への力を止めることができないため、上の前歯は徐々に出ます。そうすると上下の前歯間にすき間ができます。自然と下唇がそのスペースに入り込み、下唇を巻き込み「ごっくん」する癖が出現することで、矯正力となり上の前歯がますます出ていくことになります。

　乳歯列期に口唇閉鎖力を高めることは、やはり不正咬合の予防につながるといえるでしょう。

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