佐賀市兵庫町の安心の歯医者「こうすけ歯科医院」のお知らせ・ブログのページです。

　こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

　最初に食べ物が触れる場所は、くちびるです。ものを食べるときのくちびるの役目は、食べ物の形状や硬さにあわせて、最適な「つかみ」を実現しすることです。くちびるは超高性能なマジックハンドのようなもので、上下の筋肉で食べ物をぐっとつかんで離しません。

　つかむ力に優れているだけでなく、くちびるは超高性能なセンサーでもあります。例えばくちびるが食べ物に触れたとき、「かたいな」と思ったら、お口に含む量が自然と少なくなりますよね。これはくちびるが感じ取った情報を脳が瞬時に判断して、一口量を調節するように指示しているからです。また、くちびるはもののかたさ以外にも、食べ物の形状や温度、触感などを感じ取って脳に送ります。

　くちびるの感覚神経は、からだのほかの部位とは比べ物にならないくらい繊細です。いろいろな情報を感知できるように、重要な神経も多く分布しているようです。

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