佐賀市兵庫町の安心の歯医者「こうすけ歯科医院」のお知らせ・ブログのページです。

こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

「歯ブラシの交換時期は、どのくらいが適当なんでしょうか」と患者さんから訊かれることがあります。一般的に交換は、1か月が目安といわれています。ただ、それより短い期間でも、毛先が広がって歯ブラシのヘッドを裏から見たときに毛がはみ出していたり、新品と比べて明らかに違う形になっていたら迷わず交換しましょう。歯ブラシは、力の入れ具合や動かしかたの違いで変わることはイメージしやすいと思いますが、歯ブラシの大きさや毛のタイプが関係することはご存じない方もいると思います。

（歯ブラシの痛み方の）理屈を述べると、歯ブラシの毛がたわむ（曲がる）ほど傷みやすくなります。歯ブラシのヘッドが大きいほどたくさんの毛が必要なので、１本の毛にかかる力が小さくなるため、たわみも小さくなります。また硬さもかたいほどたわみも小さくなるようです。逆にヘッドが小さくて、毛の硬さがやわらかいと痛みやすいといわれています。また歯ブラシの毛の形状は大きく分けてテーパード毛とラウンド毛に分かれます。テーパード毛は、先端だけが大きくたわみ、根本はたわみが小さいといわれています。そのため毛の先端部のみ痛みやすくなります。

お口の中でしっかりお仕事をした歯ブラシは、１カ月もするとかなり傷んできます。もったいないなと思っても交換することがお口の健康を保つためにもおすすめです。

交換するべきかしないか迷ったら、かかりつけの歯科医院に歯ブラシをもっていき歯科衛生士さんに尋ねてみるのもいいと思います。きっとあなたに合ったアドバイスをしてくれると思いますよ。

※表、写真は、歯科雑誌「nico」から引用しました

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