乳歯の歯並びの隙間は、異常なの?

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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
乳歯の歯並びでは、隙間が歯並び全体にみられることがあります。特に前歯の生え変わりが近くなると、あごの成長にともない、隙間がさらに大きくなることがあります。これは、乳歯より永久歯の方が大きく、生え変わりに十分なスペースを確保する必要があるからです。
逆に前歯の生え変わりの時期に隙間が全くないと、永久歯が生えた時に歯並びがデコボコになるかもしれません。そのような理由で、乳歯列に隙間があったとしても、多くの場合心配する必要はないと思われます。
また、永久歯の前歯が出てきて間もなくは、前歯に隙間ができることもありますが、通常、隣の永久歯が生えてくると隙間は消失することが多いです。
こんな時は注意が必要です!
①上唇小帯の(上唇の上のすじ)着付異常
上唇の裏の真ん中のすじを上唇小帯といいます。この筋が太く、前歯の間に小帯が入り込むと隙間が閉じず、永久歯に生えかあっても隙間が残ることがあります。
②過剰歯(歯の数が多い)の存在
あごの中に余剰な歯があることにより正しい歯並びが阻害され、異常な隙間をつくることがあります。余分な歯の除去が必要となることがあります。
③先天性欠如
乳歯は上下10本ずつ(計20本)ありますが、生まれつき歯が少ないと、あごに対する歯のボリュームが足りずに隙間を生じます。
乳歯の歯並びにおける隙間は基本的には問題ありません。しかし詳しい診断は、歯科医院で診てもらうことをおすすめします。
※イラスト、写真は歯科雑誌「nico」からの引用です。