〜インフルエンザの季節を元気に過ごすために〜

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※木曜日午前中は不定期で診療いたします

こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
朝晩の冷え込みが強くなり、いよいよインフルエンザが流行し始める季節になってきました。
「学校でもインフルエンザが流行っている」といった声も聞かれるようになっています。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染して起こる病気で、38度以上の高熱や全身の痛み、倦怠感、頭痛、咳などの症状が現れます。多くの場合、1週間ほどで回復しますが、気管支炎や肺炎などの合併症を起こすこともあります。特にお子さんの場合、インフルエンザ脳症を引き起こし、命に関わることもありますので注意が必要です。
感染の入り口となるのは、主に鼻や口です。
鼻呼吸では、鼻の中の繊毛や粘液がウイルスをキャッチし、体内に侵入するのを防いでくれます。
しかし、口呼吸になると、ウイルスが直接喉の奥まで入り込んでしまいます。
さらに、お口の中を守っているのが唾液です。
唾液には、細菌やウイルスから体を守る働きがありますが、口呼吸で口の中が乾いてしまうと、その力が十分に発揮できなくなります。その結果、ウイルスが体内に入りやすくなってしまうのです。
最近では、就寝時にマウステーピングを続けている方から「風邪をひきにくくなった」「インフルエンザにかからなくなった」といった声も聞かれます。
また、ウイルスは鼻や上咽頭の粘膜で増えやすいため、鼻うがいも予防や症状の改善に効果があるとされています。鼻うがいを行うことで、上咽頭に付着したウイルスを洗い流し、粘膜の炎症をやわらげることができます。これにより、感染の予防だけでなく、重症化や後遺症を防ぐことにもつながります。
インフルエンザを予防するためには、
毎日の歯みがきなどのセルフケア
歯科医院での定期的なクリーニング(プロケア)
日中の鼻呼吸の意識
就寝時のマウステーピングによる乾燥予防
これらを心がけて、お口の中を清潔に保ちましょう。
お口を整えることは、全身の健康を守る第一歩です。ぜひ一緒にこの冬を元気に乗り切りましょう。