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脳血管障害(脳梗塞)患者の外科処置について

こうすけ歯科医院

脳血管障害(脳梗塞)患者の外科処置について

 こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。

 脳血管障害の患者さんが、歯科医院に通院するときは、抗血小板薬や抗凝固剤の使用の有無を主治医の先生に伝えておく必要があります。そのことを伝えておかないと、抜歯など外科処置時に血が止まらなかったりします。過去に同じような抜歯の経験がある場合、「前もそうだったから今回も同じだろう」と、医科に診療情報提供書が届くのを待たずに、患者さんが勝手に休薬されることは、大変危険です。

 脳梗塞では、再発防止のために抗凝固剤薬(ワルファリンなど)や抗血小板薬(アスピリンなど)を飲んでいることが多いため、患者さん自身が何を服用しているか知っておくことが必要です。

 なんでも血小板薬(アスピリンなど)を服用している場合、中断すると脳梗塞の発症リスクが3~4倍高まるといわれています。最近では、服用薬の継続投与下で抜歯を行い十分に止血をすることが推奨されているようです。

 抗凝固薬を服用している場合も、 中断して抜歯を行うと1%に血栓症が生じたという報告もあるため、これも内服継続化の抜歯が望ましいと思われます。

このように血液サラサラの薬を飲んでいる場合には、必ず主治医の先生に報告し、先生の判断を仰ぐようにしましょう。

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