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歯周病と歯ぎしりの関係

こうすけ歯科医院

歯周病と歯ぎしりの関係

 こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。

「歯ぎしりと歯周病は関係あるのですか?」という質問をたまに患者さんから受けます。歯周病の直接の原因は細菌です。ただし、あごの骨に過剰な負担をかける就寝中の歯ぎしりや日常の歯ぎしりも、歯周病の悪化に関係すると考えられています。

 歯ぎしりは、歯科ではいくつかのタイプに分けられます。一つ目は、就寝中にあごを左右に動かして、ギリギリと音が鳴るもの、またあまりあごを動かさず、上下にぐっと噛みしめる食いしばり、上下の歯をカチカチとならすものなどです。原因は明らかになっていませんが、日常のストレスが大きく関与しているといわれています。

 歯周病の原因は、細菌であることはみなさんよくご存じだと思いますが、これらの歯ぎしりが間接的にに歯周病の原因になることはありります。強い力が歯に加わり続けることで、歯の根やその周囲組織に負担がかかり歯の動揺が増して、あごの骨が減ってしまうことはあります。歯ぎしりは歯周病を悪化させる因子のひとつだと今では考えられています。

 では、このことを防ぐにはどのような治療法があるのでしょうか?起きているときの無意識の歯ぎしり予防は、認知行動療法という治療法が推奨されています。まずは、「歯ぎしりをすると歯周病が悪化する」ことを意識しましょう。次に「上下の歯牙をできるだけ接触させないように」「あごの力を抜くように」などと書いたメモをいつも目に付く場所に貼っておきます。メモに気づいたら力を抜きリラックスすることが大事です。最後に上下の歯が接触すると条件反射で無意識に歯を離せるようになるとさらによいでしょう。治療用器具としては「ナイトガード」というマウスピースを歯科医院で作ってもらいご自分の過剰な噛む力から歯やあごの骨を守るようにするとよいと思われます。

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